考えている女性

低用量ピルは毎日継続して、同じ時間帯に服用することによって避妊効果が得られる薬です。1時間から2時間ずれただけであればほぼ影響はないのですが、毎日服用する時間が違うと、濃度が一定にならず、不正出血を起こしたり、避妊効果が得られなかったりする危険性もあります。ですので、いつ服用するかをしっかりと決めて毎日1錠を必ず服用し、24時間以上は間隔があかないようにする必要があります。

この他に飲み忘れた場合、避妊効果を十分に得ることができない危険性が高いです。飲まなくてはならない時間から12時間以内に気が付いた場合は、飲み忘れた分の1錠をすぐに服用し、さらにその日に服用しなくてはならない1錠も決めた時間に服用をします。この時24時間服用時間があきませんが、副作用などの心配はないので、必ずその日の服用する薬は決めた時間に使用してください。

1回飲み忘れて12時間以上たってしまった場合は、昨日の分と今日の分の2錠をいつも服用している時間に飲みます。ですが、この時点で避妊効果があるかはわかりません。ですので念のためその後の7日間は他の避妊法を併用するようにしてください。

飲み忘れて24時間以上、すなわち2回服用を忘れた場合は、危険度が増します。飲み忘れたのが第1週から第2週目の場合は、いつもの時間に2錠ずつ2回のみ、その後は最初の通りに服用します。この時も効果を得ることができない可能性があるので、7日間は他の方法を併用しなくてはなりません。第3週目に服用を忘れた場合は新しいシートに変えてやり直し、再び飲み始めるようにします。次の生理が来るまでは妊娠の可能性が高くなるので、他の避妊方法を取り入れなくてはなりません。さらに3回飲み忘れたときは、第3週目に忘れたときと同じように、新しいシートに変えてやり直してください。もちろん生理がくるまでコンドームの使用など他の避妊方法も併用します。なお、休薬期間や28錠タイプで最後の7錠の時に服用を忘れた場合は、そもそも薬が含まれていないので、飲み忘れても心配はありません。休薬期間を経て新しいシートに移行するようにします。

このようにピルは1回でも飲み忘れてしまうと、リズムがくるってしまい、自分自身も慌ててしまうので、どう対処したらよいかわからなくなってしまいます。ピルの効果を引き出すには毎日継続して服用することが基本になるので、服用を習慣づけることが大切になります。

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